タグ : 読書感想文

腹の底まで真っ黒くろ

自分の最近の読書傾向が真っ黒でした

殺戮にいたる病 (講談社文庫) 殺戮にいたる病 (講談社文庫)
我孫子 武丸 笠井 潔

講談社 1996-11-14
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タイトルの怪しい魅力にずっと惹かれていましたが、やっと読むことができました。セックスは死に繋がっているのかもしれません。ラストの胸糞悪さが最高です

六月六日生まれの天使 (文春文庫) 六月六日生まれの天使 (文春文庫)
愛川 晶

文藝春秋 2008-05-09
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帯に、もう一回読みたくなるよと書いてあったのですが、読みたくなると言うよりは、もう一回読まないと理解できないくらい不思議とロマンと血の臭いのする物語です。自分自身の存在を忘れてしまうってどんな気分でしょうね。恐怖よりも魅力を感じます。違う自分になりたいと思うことが誰にでもあるかと思いますが、記憶喪失とはある意味そういうものだと私は思っています。

連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫) 連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)
中山 七里

宝島社 2011-02-04
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ラストのドンデン返し攻勢がすごいことになっています。邪気ある暴力と無邪気な暴力に差はあるでしょうか。相当エグい話です。昼間に読む本ではないですね

慟哭 (創元推理文庫) 慟哭 (創元推理文庫)
貫井 徳郎

東京創元社 1999-03
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人は、信じているものが現実です。見えている範囲が世界です。しかし、時に、信じるものを現実にするために、世界を自分の見えているものにするために、間違いを犯すこともあるのかもしれません。そういうのって責められるものなのでしょうかね。貫井徳郎氏の本はとても面白いのでぜひ読むことをお勧めします。明るい内容の話はないですが。

愚行録 (創元推理文庫) 愚行録 (創元推理文庫)
貫井 徳郎

東京創元社 2009-04-05
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これも貫井徳郎著。しょっぱなから悪意に溢れた謎の展開に思わず引き込まれますが、もちろんというか当然というか気持ちの良い話ではありません。人間の醜さと身勝手さを凝縮したような、ストーリー展開です。そういうのが好きな人はどうぞ(笑)

 

 

人が殺される話が好きです!!と大きな声では言えることではないのですが、殺人なんて普通に生きていたらまず体験できるものではないですからね。私にとってはSFやファンタジーを読むのと同じ感覚です。どす黒いが面白い! どうぞあなたもアンダーワールドへ

 

 

日記

最近は昔の映画を結構見てる

直近だと、スターウォーズ。スターウォーズまぢヤバイ。ヨーダまぢチート。オビ=ワン(の構え)まぢカッコいい!!!

現在エピソードⅣまで見たので最後まで見たら感想を書くつもり

私猫になるんだ!

来世は猫かアルマジロに決めている私です、こんばんは

 

猫って人生(猫生)楽ちんそうな感じがします

猫はもうなんというか存在自体がずるい生き物ですから、たとえちょっと不細工でも「ふふっブサ猫もカワイイぜ」と思われますし、不機嫌な態度や面倒くさそうな表情ですら「やーんあの顔みてみてー><」となってしまうのです

働かなくても食べていくことができますから、一日の9割を寝て過ごしています

ちょっと我慢して人間に媚を売れば貴族のような生活ができます(人間の仕事のようなもの)。だがしかし人間のソレと比較しますと、毎日ではなく一日の数分のうちでしょう

同じ家畜族ペット科の仲間お犬様と比較しますと、鎖に繋がれていないこと、飼い主(がいる場合)の精神的繋がりが希薄である(あくまでも私の主観ですが)という意味からいってわりあい自由です。自由で孤高なスタンス(悪く言えば自分勝手で協調性が皆無)は尊敬にも値します

よく筋肉自慢の男性が胸の筋肉を動かしてみて軽くひかれていることがありますが、猫の自由自在に動くしっぽは猫のカワイさの代表であり、また乳児をあやすのにも使える便利な道具です

特筆すべきは、もっとも快適な場所を探す能力に長けていますから、満員電車など乗りませんし、寒い中我慢してラーメン屋に並ぶこともありません

大体姿かたちや立ち居振る舞い、鳴き声、すべての作りが卑怯ですよね

ズルくて腹たってきた…

ちょっと前心が荒んでいる時、「私もう人間とか信じないから、猫だけ信じて生きていく…」とか荒んでいた時期もあったのですけどね、猫なんて幸せな生き物に私の不幸なんて理解できるわけがありませんよねえ

はっはー

 

いやですね、猫漫画を読んだら猫になりたくてなりたくて

楽しそうで楽しそうで

ちょっと猫ってめっちゃ楽しそうじゃね?どーゆーこと?マヂ腹立たね?とかいうギャルのような無軌道且つ意味不明な怒りに囚われたのでした

ぷ~猫

意味もなく猫ばかりがでてくる、基本的に4コマ漫画だけど時々長いのもあるという中途半端な漫画”プーねこ”

全成猫のうち98%を占める無職の猫たちのローテンションな世界を描いています

寸止め感満載でオチがないこともしばしばです

だがしかし、4コマのわりに絵が綺麗(この辺は好みですが)

とにかく猫の自由闊達ぶりがカワイイ

飼い主や他猫に翻弄される猫(主に子猫の場合が多い)がカワイイ

猫って人間の前だけ、「にゃーん」とか「みゃー」とか「なー」とか言っていますが、仲間内ではこんな会話や日常を繰り広げているのではないかな、いやそんなバカなとか以外にひきこまれる世界観です

猫がお好きな人にはもちろんおすすめですが、ニヤリとするような小さな笑いとカワイイ猫たちが満載されている漫画です

久しぶりに漫画を読みましたが、結構楽しめました

ではまた来週のこの時間に!

 

 

プ~ねこ (講談社コミックス) プ~ねこ (講談社コミックス)
北道 正幸

講談社 2005-01-21
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プ~ねこ(2) (アフタヌーンKC) プ~ねこ(2) (アフタヌーンKC)
北道 正幸

講談社 2006-04-21
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プ~ねこ(3) (アフタヌーンKC) プ~ねこ(3) (アフタヌーンKC)
北道 正幸

講談社 2008-04-23
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徹底的且つ自虐的カタルシス

大学進学の時には、心理学か歴史か法律、どれにしようかずいぶんと悩みました

つまり文系の私です、こんばんは

シロクマのことだけは考えるな! 人生が急にオモシロくなる心理術 シロクマのことだけは考えるな! 人生が急にオモシロくなる心理術
植木 理恵

マガジンハウス 2008-08-21
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若くて美人の心理学者さんが書かれた、平易で身近な心理学の本を読みました

人生が急に面白くならなかったですが(そこはズバリ)心理学に興味がない方もそうでない方もちょこっとした読み物として楽しめる本だと思います

オススメです

 

誰しも忘れたいこと、消してしまいたい記憶、思い出したくもないこと、あるかと思います

私ですか?

私はそりゃぁもぉご想像通り恥の多い人生を送っておりますから、忘れたいこと:忘れたくないこと=9:1くらいなのですけどね

というかまず5年以上前のことはあんまり思い出せなかったりしますので、がんばって忘れようとしなくても自然にどんどん忘れていきます

子曰く「能天気」ですね

 

は、さておき、忘れたい辛いことや悲しいことや恥ずかしいことや愛しい人のこと、どうしたらなるべく早く忘れられるでしょうか

普通に考えたら、考えないようにすることで記憶のすみっこに追いやるとか、他のことに没頭して新しい記憶で塗り替えるということかなと思います

だがしかし、コレは愚の骨頂(一度言ってみたかった)

考えないようにするという地点に辿り着くまでには、考えないようにするにはどうしたらいいか考えるという過程が存在します

つまり、考えないようにするというためにどうしたらいいか考えることでいつま経ってもまったく忘れることができないという罠にはまってしまうわけです

覚えておこうとするよりも忘れようとすることのほうが、ずっとちゃんと忘れずにいてしまうものなのだそうです

 

では、忘れるための最善の方法とは何なのでしょう

本書によりますと、、、

とことん考え抜け、傷口に塩を塗りこむ程に

ということなようです

なんというドMのための心理学

 

自分の状況を客観的に見つめ、そして徹底的かつ自虐的に分析せよ

 

恨み辛み妬み嫉み悲しみ苦しみを日記やブログに詳細にそして精密に書き連ねるのもよいでしょう

自分の感情を円グラフとかにしちゃったり

真っ暗な部屋で鬱ソングを聞きながら悲しみに浸りに浸る、大いに結構だと思います

自分がどんなに愚かで恥ずかしく滑稽な人間かお友達に聞いてもらう、最高だと思います

そんなことをしているうちに、忘れてしまうというよりも、どうでもよくなってしまうとか

なんでも人間の興味関心というものは、半年程しか持続しないのだそうです

 

マイナスの感情は閉じ込めないほうがいい

自分が苦しんでいる、悲しんでいることを自分で否定しないこと、それが大事なようです

そうすれば、自浄作用が働いて、人間の心はちゃんと元気になるのです

 

こういう考え方は、色々なことに応用が利くといいます

例えば緊張している時なども、無理に平常心を装うとしないで緊張している自分を認め観察したほうが落ち着くとか

 

どうでしょう?

何か面白そうな感じでしょう

だがしかし、人を操る術とかモテまくるための心理学なども載っている本です

オススメはしますが、私読みました!とかはあまり大っぴらに公表しないほうがよさそうですねw

 

 

あ や つ る Z E ★

出雲大社に行きたいです

QED 出雲神伝説 (講談社ノベルス) QED 出雲神伝説 (講談社ノベルス)

講談社 2009-10-22
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QED 出雲神伝説読みました

 

このシリーズはジャンルに分ければ、いわゆる歴史ミステリーなのだろうか

京極夏彦的薀蓄小説ライト版が正しいかもしれません

 

今回は出雲の起源に迫っています

出雲といえば、素戔男尊(スサノオノミコト)や大国主命で有名ですね

八雲立つ出雲八重垣妻ごみに八重垣作るその八重垣を

という音はよいけれど、意味深な歌で知られています

シリーズの慣例にのっとり(?)歴史パーツは濃く殺人部分は薄いという感じです(笑)

私は主に歴史分野に興味があるので毎回読んでいます

日本の歴史(に限らず)は怨念と哀しみに満ち満ちているのです

歴史は勝者の歴史、光の当たらぬ場所にはなにか後ろ暗いものが隠されているものです

というより寧ろ、歴史とは常に勝者を無理矢理にでも輝かせるための欺瞞が潜んでいます

鬼や熊や蜘蛛という言葉には、言葉以上の意味があるということ

その辺に興味のある人は読むとよいかもしれません

旅行に行きたくなるシリーズでもあります

 

個人的に気になったのは、「長くなるのでまた今度」的に曖昧に語られることなく済まされた部分が結構あったこと

京極夏彦みたいにどこまでも掘り進めとは言わないけれど(笑)

ホームズ崇とワトソン奈々ちゃんの恋の行方も遅々として進まず・・全体的に引っ張りすぎだと思います

後半の短編・出雲大遷宮編に奈々ちゃんが登場しないあたりも、ファン的に気になります

そろそろ幸せになっていいんじゃないだろうかとか、自分の身を棚上げにして老婆心などだしてしまいます

 

幸せにしてやってくれ!!

復讐法廷

復讐法廷 (文春文庫 (275‐19)) 復讐法廷 (文春文庫 (275‐19))
中野 圭二

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復讐法廷読みました

内容を一言で言いますと、法廷劇です

一言で言いすぎなのですけどね(笑)

 

物語は、愛娘を殺された父親が、その犯人を射殺する為に銃器ショップに銃を買いに行く場面から始まります

愛娘を殺され、妻を心労でなくし、息子二人のうち一人は戦死、一人は海外

家族を一気に失った父親は大変に孤独です

自分を縛る枷がなくなったからだろうか、父親はためらいなく犯人を射殺します

その足で警察に赴いた父親は、進んで自首・自白を行い、言います

「さあ、裁判にかけてもらいたいね」

自暴自棄なのではなく、冷静で理性的な決断なのです

その裏には、娘を殺した犯人があきらかに有罪でありながらも法の壁に阻まれて、裁判さえ行われずに放免されたという背景が隠されています

父親は、自ら犯罪を起こし裁かれることで世間に警鐘を鳴らそうとしているのです

法は我々市民を守ってはくれない

それどころか法は間接的に我々を死に近づけている

そこに判事・検事・弁護士・陪審員の思惑が絡み、複雑な法廷劇と相成るわけです

珍しくマジメに説明しています(笑)

 

人が人を裁くことについて大いに考えました

父親は娘を殺した犯人を自ら裁くことを決行しました

その罪によって父親も裁かれることになります

その父親を裁くのは無差別に選別された一般市民です

父親の行為はいわゆる私刑で法律上許されたものではありません

しかし、それにいたる心理や葛藤・苦悩は理解できます

私だって大切に思う人を殺害されたら、加害者を憎むだろうし殺したいと思うと思うし、実行しないとは言い切れません

ですが、法律では許されないのです

しかしその法律が、娘を殺した犯人を無罪放免したのが現実なのです

我々を守ってくれると信じていたものが、実は我々に危害を与える存在であった場合、私たちはどうするべきなのでしょうか

泣き寝入りでしょうか

法律の改正を訴えるでしょうか

どんな結果になっても、失われた命も生活も戻ってはこないのです

 

とか言うと、重たそうだなーと思うかもしれませんが、法廷劇は純粋に楽しめますし、復讐法廷というタイトルの割りに重苦しい雰囲気はなく、清々しい気持ちになれる本だと思いますよ

だがオススメしない(ぇ

アメリカが舞台の小説なので、登場人物の名前が覚えられません

お前は誰だ・・・と悩むことしきりでした(笑)

 

最近本を読んでいなかったので、久しぶりに長編小説を読みました

読書は一回するともっと読みたい気持ちになりますよね

オレの読書欲に火がついた!ということで、次回も読書感想文をお送りすると思います

多分